2006年09月07日

叱る

誰しも自分の愛犬はかわいいもんですが、最近「いくらなんでも、これは・・・」って場面でさえ、全く犬を叱らない飼い主さんをたまに見ます。
ま、体罰ってのは、行き過ぎかもしれませんが、ある程度は「こんなことをすると飼い主は不快なんだ」って犬に対する意思表示は必要じゃないでしょうか?
褒めることだけで、スクスク素直に育ってくれりゃ、それに越したことはありませんが、みんながみんな「盲導犬クイール」ではないので、現実はなかなかそう思い通りにはいかないもの。
時には、叱ることも必要じゃないかと思うんですがね。

叱らない飼い主さんは「強く叱ると犬に嫌われるのでは?」と心配しているように見えます。
でもね、最近分かってきましたが、それって違うんです。

以前、嘱託警察犬で災害救助犬のジャーマン・シェパード君はハンドラーさんが「あ、顔にゴミがついてる」と取ってあげようとした瞬間「ギャイーーーン!!」と悲鳴をあげました。
さすがにハンドラーさんも「何もしてないじゃないか」と苦笑していましたが、訓練のなかでは、時には目ン玉飛び出るほど叱られることもあるのでしょう、それほどにリーダーというものを恐れております。

でも、ただ恐れているだけじゃないんですね。
ひとたび、命令されるとシッポフリフリで、喜んで従います。
ハンドラーの指示に「待ってましたぁ、ハイ、次は何しましょう?」とばかりキビキビと反応するのです。
ひとつひとつの指示がうれしくて仕方がない、といった様子でした。
犬は基本的に「自分に従う者」じゃなくて、「自分より強い者」が好きなんですね。

リーダーが毅然とした態度で「褒める、叱る」ってのが、本来、犬の求めているものだと思いました。

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ニックネーム 空 at 06:53| Comment(10) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする