2007年01月25日

本能

昨年の10月のことですから、ネットのニュースなどで見て、ご記憶の方も多いと思います。
アメリカはウィスコンシン州(だったかな?)で、主人の命を助けたあと、亡くなってしまった介助犬のお話です。

飼っていた猫がキャンドルを倒したことで、家に火災が発生しました。
足の不自由な主人は、慌ててソファから転げ落ち、逃げることも、消防署に連絡することもできません。
危機を察知して、一緒に暮らしていた介助犬が電話と義足を持ってきてくれました。
911に連絡した後、逃げるために義足をつけようとしましたが、義足は熱くてつけることができませんでした。
シェパードとラブのMIXだったという介助犬は、さすがは力持ちです、主人を咥えてずるずる引きずり、屋外に脱出させてくれました。
安心したのもつかの間、家の中では、逃げ遅れた猫が助けを求めて鳴いていました。
猫を助ける為に、主人が止めるのも聞かず、介助犬は燃えさかる炎の中へ飛び込んで行き、再び帰ることはありませんでした。

炎や大きな物音など「ひょっとすると生命を脅かしかねないもの」を、犬も含めた動物たちは、本能で徹底的に怖がるはずです。
それすら超越してしまうほど、訓練の入った犬だったのでしょうか。
でも、このとき主人は、この犬が再び家に入ることを止めているのです。
誰に命ぜられることもなく「群れの仲間を救いたい」という一心だったとしたら、それもやはり犬の持つ本能なのでしょうか。
悲しいほどに健気な本能ですね。この犬は13歳だったそうです。


Imgp0947.jpg
やっと画像がのせられるようになりました。

ニックネーム 空 at 06:59| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする