2007年01月29日

ざわわ ざわわ




名護での山中訓練で、自分の目線より高い草の生い茂る場所が、苦手だと判明したお嬢様を連れて、土曜日は川べりで練習しました。
いっしょに行った、ラブ君やニューファン君は「エ?足元に何かある?」と草など全く気にもしない、というか目にも入ってない?のに比べて、お嬢様は動画でご覧のとおり、一旦中に入ると姿も見えませんから、イルカのようにピョンピョン飛ばなくては、前が見えないのです。
でも楽しかったようで、喜んで自ら飛び込んで行ってくれました。
いつもいつも、隠れてくれる方々にはこの場を借りて、お礼を申し上げます。
ありがとうございます。

これから草の丈が少しずつ高い場所を選んで、最終的にはさとうきび畑も捜索できるように練習します。





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2007年01月27日

大人の世界

昔の話を書いていたら、またまた長くなっちゃいました。
ま、週末ですから、時間のある方はゆ〜っくりとお読みください。

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2007年01月26日

ドザエモン

水死体のことでも、ぼくドラエモンでもありません。
土左衛門は、以前書いたゴローを拾ってきたときの先住犬でした。
実は私は、与左衛門という藤沢周平の小説にでも出てきそうな、大そうな名前をつけたのですが、友達が聞き間違えて、結局その聞き間違えた名前のほうがクラスで人気が出て、定着してしまったのです。

MIXとはいえ体にアイヌ犬の血を色濃く持ったドザエモンが、我が家に来たのは、生後半年くらいの頃でした。
フレンドリーだったゴローとは違い、とにかく気が強くて「家族以外はみんな敵」みたいな犬でしたから、番犬としてなら申し分ないのですが、家庭犬としては大変でした。
野性味たっぷりで、冬になるとパンやお菓子など、もらったおやつは全部雪の中に埋めてしまい、まるで狼のような遠吠えをよくしていました。
公民館で行われる狂犬病の予防注射に連れて行こうもんなら、誰彼なしにケンカを売り、1度などは、ドザエモンの全身から絞り出すあまりの気迫に、大きなシェパードまでが尻尾を巻いて、キャンと鳴いたほどでした。
今、考えると恐ろしいことですが、当時はしつけの仕方なんて全くわからず、いやそもそもしつけの意味すらわかっていませんでしたから、「オス犬なんてこんなもんだ」程度にしか思っていなかったのです。

天気のいい日曜日には朝4時に起きて、自転車に伴走させ、今ではもう国道と整備されたキャンプ場になってしまった山に連れて行ってやりました。
野生の塊みたいな犬ですから、山に入ってリードをはずすと、どこへ行くのやら30分は帰ってきません。
その頃はまだ珍しくもなかった、イタチやエゾリスを追い回していたに違いないのです。
時折、申し訳程度に「いるか?」と草むらから顔をのぞかせて、確認を終えると再び獲物を求めて、ガサゴソとどこかへ行ってしまうのが常でした。

高校を卒業し、明日は旭川を離れるという日に、もうしばらくは連れて行ってやれないだろうからと、日が暮れるころドザエモンとまだ雪の残るその山に行きました。
夜景というにはあまりにショボイ街の灯を、ちょっとセンチになりながら見下ろしていると、どうしたわけかその日に限って、野生の塊がそばから離れようとしませんでした。
体育座りをした私の横で、命令されてもしないはずの「お座り」をしたまま、かなり長い時間一緒に、遠くからの汽笛を聞き、空と街を眺めていました。
まさか、明日からしばらくお別れ、なんてわかっていたはずはありません。
ただ、物言わぬ犬にも感情は伝わるものだと、そのときに知りました。

私の「空」というHNは、このときドザエモンと一緒に見ていた、あの空なのです。


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2007年01月25日

本能

昨年の10月のことですから、ネットのニュースなどで見て、ご記憶の方も多いと思います。
アメリカはウィスコンシン州(だったかな?)で、主人の命を助けたあと、亡くなってしまった介助犬のお話です。

飼っていた猫がキャンドルを倒したことで、家に火災が発生しました。
足の不自由な主人は、慌ててソファから転げ落ち、逃げることも、消防署に連絡することもできません。
危機を察知して、一緒に暮らしていた介助犬が電話と義足を持ってきてくれました。
911に連絡した後、逃げるために義足をつけようとしましたが、義足は熱くてつけることができませんでした。
シェパードとラブのMIXだったという介助犬は、さすがは力持ちです、主人を咥えてずるずる引きずり、屋外に脱出させてくれました。
安心したのもつかの間、家の中では、逃げ遅れた猫が助けを求めて鳴いていました。
猫を助ける為に、主人が止めるのも聞かず、介助犬は燃えさかる炎の中へ飛び込んで行き、再び帰ることはありませんでした。

炎や大きな物音など「ひょっとすると生命を脅かしかねないもの」を、犬も含めた動物たちは、本能で徹底的に怖がるはずです。
それすら超越してしまうほど、訓練の入った犬だったのでしょうか。
でも、このとき主人は、この犬が再び家に入ることを止めているのです。
誰に命ぜられることもなく「群れの仲間を救いたい」という一心だったとしたら、それもやはり犬の持つ本能なのでしょうか。
悲しいほどに健気な本能ですね。この犬は13歳だったそうです。


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やっと画像がのせられるようになりました。
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2007年01月24日

高所恐怖症

犬という生き物は、見かけによらず、ホントにデリケートにできているようです。
何らかの行為によって、たった1度でも恐怖を味わえば、その行為は2度としません。
まぁ、進化の過程で長い年月をかけて身に付けた彼らなりの「生きる知恵」なのでしょうから、人に飼われるようになったからって急には変われませんよね。
花の訓練というのは、何かを教えることもさることながら、その「恐怖」や「やりたくない」という思いをひとつひとつ取り除いて「楽しい」に変えていくことでもあるのです。

お正月の自主トレで、花が足場の上など高いところでは吠えられない、ということがわかりました。
人間の背丈ほどもある足場に登れるようにはなりましたが、今のところ、どうやらそこまでが精一杯で、登ってしまうと、もうとても吠えるどころではないようです。
人間の感覚からすると「何で?」と思うのですが、楽しいはずの捜索も、途中にちょっとでも「イヤだな」と思うことがあれば、たちまちテンションが下がって、ヘルパーさんのところにたどり着いたとしても「あれ?ここには何しに来たんだっけ?」となってしまいます。
こうなると、ご褒美のタオルも全然うれしくないただの棒です。

これを克服するには、やはり経験を積むしかないだろう、というわけで、最近、近所の公園の遊具の上に乗せて「吠えろ、吠えろ」「ワン!」「よ〜し、いいコだぁ」を繰り返しています。
はじめは「ハフッ、ハフッ」だったものが、やっと3回に1回くらい「ワン!」になってきました。
まだまだ「楽しい」には程遠いのですが、繰り返せばいずれ自信になると思っています。
きっと、近所では変な人と思われているんだろうなぁ。

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2007年01月22日

バカばっかり

名護市での山中訓練は、だいたい月1回のペースで行われているのですが、必ずしも1日中山の中にいるわけではありません。
今回も朝〜3時頃までは、間に昼食を挟み捜索訓練をして、その後は名護青年の家へ移動し、DVDを見ながらお勉強でした。
参加メンバーの年齢を考えると「青年の家」という表現が、果たして適当かどうかはともかくとして、大きな会議室を借りて、皆で一時間半ほど訓練のDVDを見ました。
その後、決められた時間に入浴を済ませた後は(我々夫婦以外は皆さんお泊りなのです)場所を移し、今度は「反省会」という名の討論会です。
昨年の反省やこれからの方針について、活発に意見が交わされました。
ちょっとお酒が入って活発すぎる方もいたようですが、とにかく皆さん、自分のワンコさえ良くなればいい、ということではなくて、ひとえに会のためを思っての意見交換ですから、自然と熱を帯びていきます。
気が付けば夜の9時半を回り、その部屋の使用予定時刻を過ぎておりました。
ワンコ達は、その間ず〜っと車の中ですから、晩ゴハンをあげて、トイレもさせなくてはいけませんので、お開きとなりました。

それにしても、朝から晩まで、こと「犬」のことになると、どうして各々こうも一生懸命なのでしょう。
ホント、犬バカばっかりですね。
でもそんな「犬バカ」でいるのも、けっこう楽しいものなのです。

ニックネーム 空 at 21:41| Comment(8) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月21日

やってもうた

皆様、大変お久しぶりでございます。
我が家のソニー、バイオ君はとうとう完全に壊れ、不二家の埼玉工場・・・じゃなくて本州のどこかの工場へ空輸されて行き、ハードディスクを交換するハメになりました。
なわけで、自分のブログを見るのも久しぶりです。
ピンチヒッターとして、以前使っていた富士通のノートPCを引っ張り出してきましたが、windows98なので不便。SDスロットがないので、デジカメの画像も取り込めないし、当分はこのブログも不定期更新となりそうです。

さてさて、PCは壊れてもしっかり土曜日の山中訓練には行ってきました。
しかし、PC同様、ここでも失敗してしまったのです。
ヘルパーさんに、発見して吠えたときに遊んでもらうタオルを渡すのを忘れてしまい、「発見はするけど吠えない」を繰り返してしまいました。
ニオイをとって、勢い良く隠れているところまでたどり着くものの、そこで一気にトーンダウン・・・・・う〜ん、ハンドラーがもっとしっかりしなくちゃいけませんねぇ。反省。

ニックネーム 空 at 22:21| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月15日

かかって来い!




サラリーマンをしながら、その実“マタギ”でもある私が、先日熊狩りにいったときの模様です。
熊はツキノワグマ、首のところの「月の輪」がみえるでしょう。
よだれかけに見える? いえいえ、そんなはずはありません。

人が写っている?
あんな山奥に私以外に人がいるはずがありません。
それも気のせいです。

ニックネーム 空 at 07:02| Comment(16) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月13日

誰に似た?

残臭ではなくて「生きている人間のにおい」をたよりに捜すことを憶えさせようと、少なくとも2日に一度は、家の中でかくれんぼ遊びをしています。
ヘルパーは夫婦2人のうち、どちらかしかいないわけですから、家中のそこかしこに2人のニオイが漂っているわけです。
そのなかから「さっきまでここにいた」というニオイと「今、ここにいる」というニオイをどうやって花が分別しているものやら、人間の私にはわかりませんが、こんなことでもきっと練習になるに違いない、とせっせと続けています。

大して広くもない我が家でも、長いときでは、見つけるまでに5分以上かかることもあるのですが、花にとっては「お遊び」ですから、それはそれは集中力全開で捜します。

先日、納戸の中に家人が隠れたときのこと。
それほど難しくない設定で、かつその場所には何度か隠れたこともあったので、きっとすぐ見つけるだろうと、ある意味自信をつけさせようとしたのですが、その日に限って、どうしたわけか何度もそこでクンクンしているのに、アラートするまでの確証が得られなかったようでした。

最終的には見つけて吠えたのですが、それまでの間、トイレを覗いたり、風呂場に行ったり、リビングのカーテンの裏側や2階まで駆け上がって(隠れていたのは1階でした)歩き回り、ときには立ち上がり、同じ場所を何度も何度も、丹念に嗅いでいました。
傍で見ていても「この一生懸命さがす姿は、ホントにものになるかも知れないな」と、単純にうれしかったりしました。
どのくらい一生懸命だったかというと、洗面所の扉のそばで、見つめていた私を「もう!今忙しいんだから、どいてよ!!」と体で押しのけてまで、捜しておりました。

「ひとつの事に集中すると、周りが見えなくなるタイプ」のようです。
あら? これって、飼い主に似たんでしょうか?


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2007年01月12日

硬性と軟性

いきなり「なんじゃそりゃ?水の話か」と思われる方もいらっしゃるかも知れません。
私も最近、本で見て知ったのですが、犬の性質には大きく分けて、硬性(ハードタイプ)と軟性(ソフトタイプ)の2種類に分別されるとか。
硬性というのは、何に対しても物怖じせず、果敢にチャレンジするタイプ。
対して軟性というのは、慎重派でじっくり確認してからでないと行動しないタイプ、だそうです。

例えばフリスビーを投げた場合、初めてなのにいきなりビューンとダッシュして、パクっとしようとするのは、ハードタイプの犬ということ。
一方で、飛んできたフリスビーをかわすか前足で叩き落して、クンクンにおいを嗅いでからパクっという花ちゃんのような性質は、ソフトタイプの犬ってことになるようです。
ラブだからハードだとか、パグだからソフトというふうに、犬種で分けられるわけではなくて、その犬の持って生まれた性質で、たとえ兄弟であっても、もちろん犬それぞれで違うらしいです。

で、訓練して何かを覚えるという作業においては、ハイパーなハードタイプの方が、始めは教えやすいとはいうものの、突然「アレ?」と出来なくなっちゃったりすることがあるかと思えば、とっつきの悪いソフトタイプは、一度出来るようになると、なかなか忘れないそうです。
プロによれば、結局はひとつのことを完璧に覚えるのに、かかる時間は同じなんだとか。

日頃、シーソーでひっくり返っても気にしないワンコや、藪や川にドッカーンと飛び込めるワンコを見て「ハイパーっていいなぁ」とちょっと思ったりもしましたが、これを読んで考えを改めました。
かかる時間が同じなら、どちらのタイプにしろ、要は毎日少しでも訓練と経験を積むしかないですものね。


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ニックネーム 空 at 06:55| Comment(8) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする